窓のシミというもの
窓の水滴の跡
こんな日常的なことに、ほっとする。
意識して創り上げられるものより、
無意識の内に、知らぬ間に残っている跡を格好良く感じる。
日常の中に無意識に残している ‘いろんな跡’ というものは、
とても温かく、時にどうでもよく、ある時はとても愛しく、時に何物にも変えがたい、ものすごいパワーを持ったものだと思う。
そういうものを、大切にしたい。
「確かにそこにある不確かなもの」
それは、ふとした瞬間に心の奥に スッ と入ってきて、感情をゆさぶる力をもってる。
それは、普段の生活の中にわんさかさと溢れている ﹆
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